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  Max Weber  [1]

羽入-折原論争の展開

羽入辰郎著「マックス・ヴェーバーの犯罪」(ミネルヴァ書房2002年)における問題提起を受けて、これに対する全面的な反論の書、折原浩著「ヴェーバー学のすすめ」(未来社2003年)が出版されました。本論争の射程は広く、ウェーバー研究者やウェーバー読者たち、あるいは広い意味での研究者たちにも応答を求めるものとなっています。ここでは私の応答を載せると同時に、皆様に本論争への応答を呼びかけています。また応答をいただいた方々の御論稿を掲載しています。

以下の内容はこちらのホームページに移しました。2021.5.

折原浩「学者の品位と責任――「歴史における個人の役割」再考」
『未来』2004.1. No.448, pp.1-7.
橋本努「ウェーバーは罪を犯したのか――羽入-折原論争の第一ラウンドを読む」
『未来』2004.1. No.448, pp.8-17.
橋本努「羽入-折原論争への参入と応答:論争の第二ラウンドへ向けて」
(未発表稿)
橋本努「ウェーバー研究者に羽入-折原論争への応答を呼びかける手紙」
2004年1月
森川剛光「羽入-折原論争への応答」
2004年1月24日(タイトルはこちらで付けさせていただきました)
インタビュー記事「折原浩『ヴェーバー学のすすめ』未来社: ヴェーバー「詐欺師説」への反論」
雑誌『エコノミスト』2004年1月27日号、60頁掲載(転載承諾有).
山之内靖「羽入-折原論争への応答」
2004年1月29日(タイトルはこちらで付けさせていただきました)
横田理博「羽入-折原論争への応答」
2004年2月1日(タイトルはこちらで付けさせていただきました)
牧野雅彦「羽入-折原論争への応答」
2004年1月31日、2月7日改定(タイトルはこちらで付けさせていただきました)
折原浩「学問論争をめぐる現状況――全国の研究者、読書家、学生/院生のみなさんへ」
2004年2月7日(本コーナーへの寄稿)
雀部幸隆「わたしとウェーバーとのかかわり」(インタヴュー)
『図書新聞』2002年4月27日掲載稿
雀部幸隆「学者の良心と学問の作法についてーー羽入辰郎著『マックス・ヴェーバーの犯罪』の山本七平賞受賞に想う」
『図書新聞』2004年2月21日、2月28日掲載稿(転載承諾有).
折原浩「各位の寄稿にたいする一当事者折原の応答1」
2004年2月20日(本コーナーへの寄稿)
雀部幸隆「山之内靖氏の「応答」についてひとこと」
2004年2月12日(本コーナーへの寄稿)
森川剛光「事実を隠蔽・捏造しているのは誰か――二次文献の利用と「ドイツ歴史社会学」のプログラム」
2004年2月22日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「インタルード――連続応答の趣旨と本コーナーの「価値自由」性に寄せて」
 2004年2月27日(本コーナーへの寄稿)
山本通「書評 羽入辰郎著『マックス・ヴェーバーの犯罪--『倫理』論文における資料操作の詐術と「知的誠実性」の崩壊--」『社会経済史学』69巻4号(2003年11月)121-123頁。
(書誌情報のみ掲示)
宇都宮京子「『知的誠実性』を問うことの陥穽について」
2004年3月4日(本コーナーへの寄稿)
鈴木あきら「羽入-折原論争への応答」
2004年3月8日(タイトルはこちらで付けさせていただきました)
LINK: 高根図書設計
「折原さんの一ファン」という高根様からメールを頂きました。HPの「日記」コーナーで本論争が取り上げられています。2004年3月9日
折原浩氏講演会の案内および資料
2004年3月4日の講演会
折原浩「各位の寄稿にたいする一当事者折原の応答2」
2004年3月15日(本コーナーへの寄稿)
宇都宮京子「『知的誠実性を問うこと』の陥穽について 補遺――牧野氏の問題提起に焦点を絞って」2004年3月23日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「各位の寄稿にたいする一当事者折原の応答3」
2004年3月23日(本コーナーへの寄稿)
丸山尚士「羽入−折原論争への応答--門外漢による『貧者の一灯』」
2004年4月05日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「各位の寄稿にたいする一当事者折原の応答4」
2004年4月10日(本コーナーへの寄稿)
森川剛光「羽入論文の実像と虚像」
2004年4月9日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「ヴェーバー「プロテスタンティズムの倫理」論文の全論証構造」
『未来』2004年3月号掲載稿32-39頁(転載承諾有)
折原浩「各位の寄稿にたいする一当事者折原の応答5」
2004年4月18日(本コーナーへの寄稿)
高橋隆夫「論争の展開」への感想
2004年4月21日(本コーナーへの寄稿)
羽入辰郎・谷沢栄一「対談 マックス・ヴェーバーは国宝か 『知の巨人』の研究で糊口をしのぐ営業学者に物申す」『Voice』2004年5月号、198-207頁。
(書誌情報のみ掲示)
折原浩「虚説捏造と検証回避は考古学界だけか――「藤村事件」と「羽入事件」にかんする状況論的、半ば知識社会学的な一問題提起(その1)
2004年6月1日改訂版(本コーナーへの寄稿)
丸山尚士「「羽入氏論考」第1章 「"calling"概念をめぐる資料操作」の批判的検証
---門外漢による「貧者の一灯」その2---」

2004年6月1日改訂版(本コーナーへの寄稿)
折原浩「虚説捏造と検証回避は考古学界だけか――「藤村事件」と「羽入事件」にかんする状況論的、半ば知識社会学的な一問題提起(その2)」
2004年6月3日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「マックス・ヴェーバーのフランクリン論――理念型思考のダイナミズム」
2004年6月5日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「マックス・ヴェーバーのBeruf論――ルターによる語義創始とその波及」
2004年6月26日、2004年7月2日改訂版(本コーナーへの寄稿)
折原浩「シュルフター−折原 往復Eメール」
2004年7月2日(本コーナーへの寄稿)
雀部幸隆「学者の良心と学問の作法について: 語るに落ちる羽入の応答――『Voice 5』誌上羽入-谷沢対談によせて――」
『図書新聞』2004年6月5日掲載稿(掲載承諾有)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(1−1)」
2004年7月27日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(1−2)」
2004年7月27日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(1−3)」
2004年7月27日(本コーナーへの寄稿)
橋本直人「学問におけるポピュリズム――羽入氏『犯罪』の一つの読み方」
2004年8月16日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「なぜ「『末人』の跳梁」と題するか――前稿(羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語・その1)への補遺」
2004年8月22日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(2−1)」
2004年9月16日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(2−2)」
2004年9月20日(本コーナーへの寄稿)
雀部幸隆「モムゼン教授ご逝去を悼む」
2004年9月22日(本コーナーへの寄稿)
丸山 尚士「ハイデルベルク訪問記と拙第2論考への 若干の補遺」
2004年10月10日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(2−3)」
2004年10月12日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(2−4)
2004年10月28日(本コーナーへの寄稿)
丸山尚士「羽入論考第1章批判最終稿」
2004年11月01日(本コーナーへの寄稿)
丸山尚士「1583年と 1599年のChristoper Barker出版聖書(京都外語大学図書館所蔵)の調査結果」
2004年11月07日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−1)」
2004年11月12日(本コーナーへの寄稿)
丸山尚士「ジュネーブ聖書に関しての若干の補遺」
2004年11月14日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−2)」
2004年12月4日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−3)」
2004年12月20日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−4)」
2005年1月2日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−5)」
2005年2月16日(本コーナーへの寄稿)
九鬼一人「現象学的理想型解釈の理路――羽入による問題提起を受けて」
2005年2月22日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−6)」
2005年2月26日(本コーナーへの寄稿)
折原浩「「末人」の跳梁――羽入「ヴェーバー詐欺師説」批判結語(3−7)」[本連載の最終回]
2005年3月7日(本コーナーへの寄稿)
梅津順一「羽入辰郎教授のマックス・ヴェーバー告発について--『マックス・ヴェーバーの犯罪』を読む」『聖学院大学論叢』17(1) [2004] [書誌情報およびPDFファイルへのリンク]
LINK: 折原浩氏のホームページ
2005年6月30日(2009年1月よりURL変更)

折原浩『学問の未来――ヴェーバー学における末人跳梁批判』未来社2005
刊行ご挨拶
はじめに
目次
あとがき

折原浩『ヴェーバー学の未来――「倫理」論文の読解から歴史・社会科学の方法会得へ』未来社2005
刊行ご挨拶
はじめに
目次
あとがき
橋本努「書評 折原浩著『学問の未来――ヴェーバー学における末人跳梁批判』未來社2005.8.刊行」
『東洋経済』2005.10.15.144頁
矢野善郎「「プロ倫」は,再び「旬」か,それとも「賞味期限」か」
『創文』No. 481,2005年11月,pp.17-20.所収
江藤裕之「書評 羽入辰郎著『マックス・ヴェーバーの犯罪』」
『長野県看護大学学報』No.16, 2003.7. 18頁 (PDFFile)
江藤裕之「書評 文献学の勝利: 羽入辰郎著『マックス・ヴェーバーの犯罪』」
ASTERISK, A Quarterly Journal of Historical English Studies, Vol.XIII, No.4.所収 2004 winter (PDFFile)
唐木田健一「「マックス・ヴェーバーの犯罪」事件」
『科学・社会・人間』95号、2006.1. 20-27頁、所収(書誌情報のみ掲載)

折原浩『大衆化する大学院―― 一個別事例にみる研究指導と学位認定』未来社2006.10.
お知らせ+はじめに+目次
あとがき(より抜粋)
刊行ご挨拶
伊藤睦月「近代資本主義の精神をつくったのはプロテスタントではない――羽入論文をめぐって」
副島隆彦編『金儲けの精神をユダヤ思想に学ぶ』祥伝社2005、所収(書誌情報のみ掲載)
茨木竹二「歴史社会学としてのヴェーバー社会学の生成と特性<IV>」
『いわき明星大学人文学部研究紀要』第14号、2001年
(書誌情報のみ掲載。羽入論文「マックス・ヴェーバーの<魔術>からの解放」への応答です。とりわけ茨城論文の注60, 14-15頁を参照。)
[付論]折原浩書評――石岡繁雄・相田武男著『氷壁・ナイロンザイル事件の真実』を読む2007年4月4日(本コーナーへの寄稿)
上田悟司「羽入-折原論争への応答」
2007年12月28日(本コーナーへの寄稿)


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